日本人にとって馴染み深く贈答用にも喜ばれる日本茶は、通販でも気軽に購入出来るようになりました。そんな日本茶の味は、茶葉だけではなく水によっても大きく影響されます。最適な水を選ぶことで、さらに美味しいお茶を楽しむことが出来ます。

私たちが飲んでいるお茶は、お茶の葉の浸出液と98％以上の水で出来ています。お茶から出た浸出液は、煎茶の場合1～2％程度で、濃厚な味が特徴の玉露でも3%くらいといわれています。この数字からも、水がお茶の味に与える影響の大きさが分かるでしょう。

また、お茶には様々な成分が含まれていることもあり、水との相性で味が大きく変化します。なにげなく飲んでいるお茶も、水を選んでみることでさらに美味しく感じることが出来るでしょう。

それぞれ好みはありますが、一般的に日本茶には軟水がおすすめといわれています。軟水で入れた日本茶は旨味や渋み、苦味などのバランスも良く、お茶の持っている本来の特徴をしっかり引き出してくれます。日本の水のほとんどは硬度が20～80と低く日本茶に適していますが、硬度が低すぎても苦渋味を強く感じ、旨味が薄れる場合があるので、硬度50～80の水が最適といえるでしょう。

また、硬水で入れるお茶にも軟水のお茶とは異なる魅力があります。お茶のシュウ酸という成分が硬水のカルシウムと結合し、お茶の渋みを抑えてくれるのです。うまくシュウ酸を中和してくれる硬水ならば、お茶の苦味が苦手な方でも美味しくいただくことが出来るでしょう。

軟水のミネラルウォーターでも十分美味しいお茶になりますが、純度の高い蒸留水を使うことで、さらに日本茶の色や風味を引き出すことが出来ます。不純物を含まない綺麗な水は、日本茶の良いところを最大限引き出し、そのお茶の特徴や成分を損ねません。

水道水の場合は、塩素の含まれたカルキ臭が混じってしまうため、やはりミネラルウォーターがおすすめです。水によって色合いも変わってくるので、最適な水選びをしましょう。

広世園では、玉露やかぶせ茶、ほうじ茶や玄米茶など、贈答用にも喜ばれる日本茶の通販を行っております。こちらで扱っている煎茶やかぶせ茶には旨味やコクを引き出す固形茶が入っているので、旨味やコクをうまく引き出した渋みの少ない美味しいお茶です。普段飲むお茶からお中元やお歳暮などの贈答用など、広世園の美味しい茶をお気軽に通販でお楽しみください。