日本茶の味を変えてしまう1番の原因は湿気です。みなさんもご存知のとおり、茶葉は店舗でも通販でもほとんどが乾燥した状態で販売されています。湿度の高いじめじめした場所に茶葉を置いておくと、茶葉の水分量が増えてしまいます。茶葉の水分量が増えることによって茶葉の酸化が始まってしまい、味や香りが落ちてしまいます。

また、高温の場所や光のあたる場所、匂いの強いものがある場所なども茶葉の味や香りを変えてしまう原因となってしまうため、注意が必要です。

茶葉を保管する際には、「湿度」「温度」「匂い」といった3つのポイントに気をつけなければなりません。

> > 保管場所

茶葉の保管場所として冷蔵庫が最適だと思われていらっしゃる方も少なくありません。冷蔵庫は確かに湿度も温度も低いですが、出した際に冷蔵庫の温度と常温の差で湿気を引き起こしてしまいますし、食材などの匂いを吸着しやすいため、最適とは言えません。

では、どこで保管したら良いのでしょうか？茶葉の保管場所としては、冷暗所がベストです。冷暗所であれば、湿気や光、匂いの心配もありませんし、温度差で湿気ることもありません。

> > 入れ物

茶葉は、そのまま缶に入れるよりもアルミ袋のまま茶筒に入れた方が良いです。その理由としては、湿気などからより茶葉を守ることが出来るためです。木製の茶筒であれば、湿気を吸ってくれますので、なお良いでしょう。また、ジッパー付きの保存袋なども湿気を防ぐことが出来るのでおすすめです。

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